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難関大学への進学率が高い高校では?

Aug. 20, 2022 その他

難関大学への進学率が高い学校の生徒はどのような学校生活を送っているのか?大学通信は「トップ校では勉強するのが当たり前と考える優秀な生徒たちが、高いレベルで教え合っている光景を目にする。科学オリンピックの上位入賞者など、普通の学校では出会えない生徒から刺激を受ける機会も多いだろう」と話す。一般的な学校での非日常が日常の環境であることが、難関大学現役進学者が多い学校の特徴だ。

高度な知識や思考力が自然に身に付く学習環境は、21年度の改革を機会に変化していく大学入試でさらに力を発揮しそうだ。駿台教育研究所は、思考力重視に変貌した共通テストを例にあげて「普段から物事を深く考える環境で育っているトップ校の生徒にとって、思考力を求める傾向が強まった共通テストの難化は、一般の高校の生徒が苦労する分プラスになる。トップ校の生徒にとって有利な方向に大学入試が変わっているので、高い難関大進学実績が維持されるだろう」と予想する。

今春の東大と京大の現役進学率トップ10を見ると、東大は10校中9校、京大は10校中8校が中高一貫校と6年制の強みが顕著に表れた。開成や灘などの私立中高一貫校では高校2年までに高校の履修範囲を終える学校が多く、高3では志望校の受験に特化した演習時間を確保できる。対して、東大9位の日比谷、京大2位の北野高校ら、中高一貫校でない公立高校はいかにして戦っているのか?

入試改革の中で実績を出すこれらのトップ公立高校の教育現場から聞こえてくるのは「時間を生徒に返す」という言葉だ。九州の公立進学校などの伝統である朝練を象徴とする「与える」スパルタ教育で生徒の貴重な時間を浪費させてはダメだと、時間管理を生徒に任せ自学自習を促すのが今のトレンドだ。

当塾は問題演習中心で、生徒が主体的に授業に参加するアクティブ・ラーニング(アウトプット)型の授業だ。大手塾のようなインプット型の一方通行の集団講義ではなく、生徒自身に口を動かし耳を使い説明してもらっている。人に説明することによって理解した内容を言語化でき、理解の深い定着がより進むのである。

生徒のやる気を引き出すコーチングにも注力しているが、学力の高い子ほどライブ授業を好む傾向があると感じる。彼らは志の高い生徒同士で切磋琢磨し、講師や優秀な生徒から刺激を受けられる学習モチベーション向上の場を求めている。やる気のある生徒の期待に応えようと、2020年の新型コロナ感染拡大から1日も穴をあけたことがない(緊急事態宣言下3カ月の休校期間中も休講なしで乗り切った)。少人数制の塾だからこそなせる業かもしれない。