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2020年度医学部入試に新型コロナはどう影響するか?

Jul. 08, 2020 その他

来春の医学部入試はどんなことが予想されるか?何といっても新型コロナウイルス感染症が様々な影響を及ぼすと考えられる。まず志願者数について、駿台教育研究所は「未知のウイルスと戦い、人命を救う尊い職業と感じてモチベーションを高めた生徒もいれば、医師の労働環境の過酷さを見て、特に親がやめさせることがあるかもしれない」として志願者は増加と減少のいずれのケースも想定できるという。

また、医学部専門予備校は「都市部の高校は長期の休校を余儀なくされた一方で、感染がそれほどでもなかった地方では早期に学校を再開したところもある。都市部では学習の遅れから医学部受験を断念する受験生が一定数出てくるかもしれない」と予想する。

経済的な問題を抱える家庭が増える影響もあり得る。河合塾は「学費の安い国公立大医学科に人気が集まり、6年続いた志願者数の減少に歯止めがかかるかもしれない」と読む。とはいえ、駿台全国模試のA判定ラインで、国公立大では全ての医学科が偏差値60以上あり難関であることに変わりはない。

Withコロナの時代となった2020年度入試で、河合塾も駿台も理系では情報系、通信系、AI系が人気を集めるとみる「学校や塾がオンライン授業を行ったこともあり情報分野に興味を持った生徒が多かったと思われます」また医学部については「地方では医学部人気が根強いですが、大都市圏の一般家庭では医療関係者の厳しい労働環境を見て、医学部を敬遠する生徒も出てくるでしょう。逆に志の高い医学部志望生とっては志願者が減りそうですからチャンスが広がります」とのこと。