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総合一括入試枠から移行できる国立医学科は?

Apr. 08, 2023 大学合格戦略

教育系YouTuberとして有名なパスラボのU氏はお向かいの高松高校から東大理2に現役合格し、壮絶な進学振り分け競争を勝ち抜いて東大医学科に進学した。医師免許取得後、研修医にならずに「地方と都会の教育格差を埋めたい」と教育の道を選んだ熱血漢だ。地方の英語教育を何とかしたいと受験英語塾を始めた講師と共感する部分がある。

U氏は10名位しか枠のない理3以外からの東大医学科進学を果たすために駒場での前期教養学部の在籍中、得意の語学を4か国語履修しGPAを上げたようだ。東大と同様に下記の3大学には最初から医学科を受験せずに総合・一括入試で入学後、医学科に進学できる総合選抜がある(可能性の高い順で)

★筑波大・総合選抜(文系・理系):医学群へ約413名中5名移行(2年次)
2021年度から新設
★北海道大・総合理系:医学科へ約1000名中10名移行(2年次)
2023年度から医学科移行定員を5名から10名へ倍増
★金沢大・理系一括選抜(後期):医学類へ83名中1名移行(2年次)
毎年1位の人が進学している。1人天才が受けたら売り切れ

これらの直接医学部医学科を受験せずに医学科に進むルートのメリット・デメリットは以下の通り、
【 メリット 】
共通テストに失敗して医学科合格が難しい場合、合格難易度の低い総合・一括選抜で入学し、セカンド・チャンスに賭けることができる。
【 デメリット 】
大学1年目の教養課程で首席クラスの成績を取らねばならず、他の1回生がサークルなど大学生生活を楽しんでいる中、勉強を続けるのがとにかくしんどい。加えて、運悪く成績評価が厳しい教授に当たってしまうと詰んでしまうので運も要される。

全国から500名余り入学する理科2類の秀才たちの中で上位10名に入り東大医学部に進学する方が東大理3に合格するより難しいと言われる。徳島文理高校から東大に現役合格したが進学振り分けで医学科に進めなかった女子さんが今年度東大理3を再受験して合格していた。これで徳島県内の東大合格者が2名から計3名に増えた(東大志向の岡山と比べ、大企業の少ない四国では国立医学科志向が強い)。北大・筑波大・金沢大においても定員が少ないので医学科への進級競争は熾烈な戦いであろう。

或る北大総合理系(河合塾共テボーダー得点率76%)に進学して2年次に北大医学部医学科(同85%)への移行を目指す学生は、移行できるレベルの教養科目の成績が取れなかった場合、理系学部の2年生から受験資格のある群馬大医学科(同79%)への2年次編入を目指すらしい。尚、全国27の国公立大医学科に制度がある学士編入の試験内容は生命科学・英語が中心となるので、どの大学でも医学科に次いで難関となる国立大薬学部薬学科卒の合格者が多いようだ。