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国立医学科への英語⑨(後期合格戦略)

Mar. 26, 2019 大学合格戦略

国立医学科合格に「絶対」はない。昨年岡大医学科13名合格で岡白と首位を競った広福が今年はわずか3名、明誠特進と同数という結果は偏差値からすると統計的に起こる確率が極めて低いブラック・スワン現象です。自主放任主義の天才型が、少人数で手厚く指導する努力型に敗れた感じです。国立高トップにも「まさか」があるのが医学科受験です。

岡大医学科は前期のみの募集ですが、「まさか」の不合格だった優秀層を後期のみの募集で拾う山梨大やトリアージ入試(災害医療時の迅速且つ的確な判断力を測定するため英数理の3科目を180分でどの時間配分で解答するか選ばせる)で有名な奈良県立医大などは後期定員を厚くしています。(すごい高倍率ですが)

岡大医学科志望者も「まさか」に備えて多くの生徒さんが後期ではお隣の広島大鳥取大、お向かいの香川大に出願しますが、その場合センター試験の成績が合否を左右します。後期2次試験は小論文、面接のみで配点も1割から2割、センター得点を2割まで圧縮する東大のような2次逆転は不可能です。昨年徳島の中高一貫校から広大医の後期で前期京大医落ちだった女子が、香川医の後期で前期東大理3落ちだった男子が復活合格しましたが2人ともセンターは93~94%はありました。2年後の入試では大学入学共通テストの得点が後期合格を決めるでしょう。(米国大学院修士卒の講師はデータ分析を使った合格戦略アドバイスも「裏メニュー」で無料提供しています)

特に英語は「1回読み」となるリスニングが配点が100点に倍増、筆記も出題傾向が激変する「長文読解のみ」とセンター英語より平均点が下がること必至です。準備できた人とできなかった人の差はセンター以上に拡がるでしょう。岡医を含め1次マークの配点が高い中四国の国立医学科では共通テスト英語の高得点は絶対必要条件です。スーパーイングリッシュが目指す「まず何よりも共通テスト英語9割を目指す」戦略は「まさか」のときの後期医学科合格にもつながります!