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第2日程に安易に飛びつくのは危険!?

Jul. 05, 2020 大学合格戦略

来年1月、初めて行われる大学入学共通テスト「学習の遅れ」を理由に現役生は第2日程(旧追試験)での受験が選択できる。本試験で問題傾向を見てからの受験が有利?との見方もあるが、どうなのか?雑誌記事の抜粋を紹介します。

今年度の大学入試の日程が、ようやく正式に発表された。新型コロナウイルスによる長期休校に伴う高校の「学習への遅れ」への対応が問題となっており、「9月入学」の議論や、全国高等学校長協会から「入試の1カ月の繰り上げ」の要望も上がっていた。日程については、共通テスト本試験の2週間後に行われる追試験を「第2日程」として「現役生本人が希望し、校長が認めた場合」受験可能とした。

この第2日程の方針が報じられるや「本試験と、どちらを受験するのが有利なのか?」「公平性は保たれるのか?」など様々な声が上がった。とりわけ共通テストは来年1月が初年度で過去問がない。このため本試験で共通テストの問題傾向を見て、第2日程を受験する方が有利では?との声も上がる。

駿台教育研究所は、第2日程での受験について次のように見る「本試験を見て対策するといっても2週間では大したことはできません。私大入試との重複も出てくるし、2次試験の勉強時間が圧迫されるデメリットの方が大きい。一般的に追試は本試験より難易度は上がります」関西公立高校で進路指導を担当する教員は言う「共通テストの本試験を受験したら、3日後に予備校の合格ラインの発表がある。それをもとに面談し、国立大学の出願先を決めます。出願締め切りは例年のパターンだと2月3日。第2日程だと受験後3日しかないので落ち着いて考える時間はなさそうです」

「学習への遅れ」への対応として、文科省は個別試験での「出題範囲の配慮」も大学側に要請している。高3で履修することの多い科目について、共通テストの出題範囲は変わらないため大学側が個別試験の出題範囲を縮小したり、生徒が問題を選択できるようにしたりする工夫を求めている。これについて駿台は「難関大は変わらないだろう。センター試験で行っていた履修状況に応じ選べる理科の選択問題が共通テストではなくなったが、復活させて欲しかった」と述べる。

塾生の高校でも公立、私立を問わず第1日程の受験を薦めているようです。当塾も英語に関しては、読む分量が大幅に増えるリーディングに必要な速読力や長い英文を聞き取るリスニング力は2週間でどうにもならないので、第1日程で目標点を達成し、志望校の2次試験対策をできるだけ早くスタートすることを目指しています。第1期生全員の現役合格を配点の高い英語で力強くサポートしてまいります!