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大学入学共通テスト対策塾

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海外経験のある英語講師の方がベターでは

Oct. 06, 2021 その他

岡山駅西口のレトロな雰囲気漂うアーケード街で大学入学共通テスト対策をニッチとした(もちろん各大学の2次記述英語にも対応しています)受験英語塾を始めてほぼ3年が経った。おかげ様で小規模ながら倉敷市、瀬戸内市など遠方からも生徒さんに参加してもらっている。

高校・大学院留学及び3度の海外駐在で通算20年に及んだアメリカ生活から帰国し、上智大学外国語学部英語学科の時代からの念願だった大学入試英語を教え始めたが、まず地方の英語教育レベルの低さに驚いた。県内で最多の生徒を集める大手塾のその年の慶応大合格者が2名、早稲田大合格者が4名のみ。英語が勝負の早慶の合格者数で教えている人のレベルは見てとれる「地方と都会の英語教育格差をなくしたい」という理念を体現するため、授業の質を優先し生徒の数は追わないことにした。

公立伝統校の生徒さんが1人、2人と参加してくれるようになったが、学校で音読が重視されていないらしく、英語の速読に効果的な音読の練習法を高2から教え込まなければならず。英語の音も聞かされていないのでリスニング能力向上にも苦労した。

英語を含む外国語の習得は知的な作業というより積み重ねのトレーニングに近く、反復練習で身体に覚えさせるのが上達の近道となる。語学習得のスピードには差が出る場合があり、同じように努力している学生でも、教える教師次第で英語力の伸び方が変わる。共通テスト型のスピードテストに滅法強い塾生さんは、東京外大英米語学科卒の先生に鍛えられ、さすが!と唸らせる実力で「教師の能力を超える生徒は生まれない」という現実を痛感した。

その意味でも生徒の英語力を伸ばすには教える側の底上げが必要となるだろう。やはり英語圏の大学・大学院への留学経験のある人の方が英語に関してはベターだ。現地で生活した経験から、入試英語のシチュエーションとなるアメリカなど英語圏の文化背景を語れるのも強みだ。

講師は現役時代、地理・世界史が偏差値80超の最強科目だったことから、例えば、世界遺産についての英文記事を読む際はその歴史的な背景、諸外国の地理学的な側面までネット上で説明する「探求型」講義を行っている。単に英文を訳すだけではもったいない。生徒の地理や世界史への興味も誘おうという狙いだ(社会の配点が上がった香川大医学科に合格した朝日生の共テ地理Bは97点!しっかり武器にしてくれた)

異文化での生活経験がある人は周辺知識についても教えられる。大手予備校のローカル講師の方が「留学経験なしで英検1級」とか自慢されているが、何が凄いのだろう? 英語力とは数多く使う体験をして感覚が磨かれていくものだが、残念ながら専門外の文系学部卒で英語が使えない人が教えている場合が地方では多い。

生徒には高偏差値を目指せ!と言いながら自身の学歴も公表しない塾業界の悪しき慣習には矛盾を感じざるを得ない。できれば、東京外大・上智、少なくとも大阪外大レベルの英語学科卒(他言語学科卒には要注意)で英語圏での海外経験のある講師をおススメしたい。もはや「お受験英語」では大学入試に対応できない時代になってきているからだ。