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歴史総合だけじゃなく地理総合も教員不足!?

Jun. 15, 2022 その他

全国統一高校生テストは激ムズだったようでデビュー戦だった下級生にはかわいそうだった。全国の自信のある受験生たちがSNS上で得点開示していたが、英語リーディングは東大特進生でも9割取れていなかった。どれ程難しかったのか?自ら解いて検証したい。成績表を取りにくる生徒や保護者に過度な危機感を与えて入塾させる戦略だったとしたら?東進さんの良識を疑うが…同じ週末に実施された浪人生との初バトルとなる進研共テ模試はフェアな問題で複数の高3生が92%超えしてくれた♪

今年の高1生から導入された新学習指導要領によって新設された、近現代を中心に日本史と世界史を連携して学ぶ「歴史総合」でも日本史と世界史両方を専門的に学んだ教員不足がクローズアップされているが、共に必修科目となる「地理総合」についても教員不足が懸念されている。

6年前に必修化が決まった背景には、地理の履修者減少に関係者が危機感を持ち、文科省へ長年働きかけた経緯があるようだ。或る地理の教授は「1970年代はほとんどの高校生が地理を学んだが、82年に現代社会が必修となって履修者が激減し、94年の世界史必修化以降は更に低迷が続いた」と話す。河合塾の講師も「特に私立大で90年代に地理で受験できない学部が増え、国立文系の志望者も私立併願で使えないからと地理を選択しなくなった」と指摘する。

講師が米国の高校への1年留学を終えて帰国した際、地理Bが使えたのは早稲田のみで、慶応、上智は世界史B・日本史Bの2択だった。東大文系も社会2科目必要だったので、夏休み中夜も寝ず世界史を西洋史と中国を中心とする東洋史に分けて必死で仕上げ、秋の全国模試では英語・地理と共に県内1位だった記憶がある。

最近は更に地理が退潮しているようで、文科省が大学の個別試験を調べたところ、日本史は約33%、世界史は約31%が出題していたのに対し、地理は約14%にとどまっていた。大学の選択機会の減少により履修者も減少し、地理専門の教員も減っていくという「暗黒時代」に陥った。その結果、今回の学習指導要領改訂による必修化後の教員不足が課題として浮上したという経緯だ。

各地の高校では、歴史や公民が専門の教員が地理総合も担当する例が増えているようだ。首都圏の公立進学校では今年3月、地理の講師が見つからず8人目の打診で私立高を退職する教員をようやく確保した「必修化で地理教員は争奪戦状態、他校に決まったという返事ばかりで焦りました」と同校は話す。

これまで地理Aと地理Bは別の出題科目だったが、現高1生が受験する25年度の共通テストで地理総合と地理探求は一つの出題科目となる「二つの科目がどんな割合で出題されるか分からない中で、地理専門でない教師が対応して授業が始まっているのは最大の懸念」という。

講師は地理・世界史などの社会科は先天的に得意だったが、文学部地理学科を出ても将来のキャリアが教員に限定されるのが嫌で、当時花形だった国際金融の道も開け、より実用的な外国語学部英語学科に進んだ。理科でも東大ぐらいしか選択できない地学の教員は岡山でも朝日高など限られた高校にしかいないと聞く。文科省の方向転換によって、軽視していた科目の教員が足らなくなったり、要らなくなったりするのはどうなのか?と思ってしまう。