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岡山vs金沢、受験地図の類似性!?

Mar. 03, 2021 その他

講師はいわゆる受験オタクです。得意な分野で大好きなことをやらせてもらってますので志高い受験生の皆さんをお手伝いできるのを幸せに思っています。

金岡千広(かねおかちひろ)とは人名ではなく、地方国立大学の上位校(金沢・岡山・千葉・広島大)を指します。中でも金沢と岡山は大学から中学校まで受験地図がすごく似ていることを発見しました!まずは地元国立大学と私立医大を比較すると、

岡山大(旧制六高)vs金沢大(旧制四高、地元でキンダイはマグロの近大ではなく金沢大を指す):旧六医大の伝統を誇る医学部を擁し、医歯薬のある岡山大に対し、金沢大に歯学部はありませんが旧六薬学部はあります。また地方では珍しい私立医大(川崎医大、金沢医大)まであります。次にトップ公立高校の2020年進学実績を比べると、

岡山朝日(360名)vs金沢泉丘(400名):昨年の東大合格者:朝日21名>泉丘15名、京大:朝日12名<泉丘15名、国公立医学科:朝日20名<泉丘22名、両校とも前身が旧制中学で、異なる点はSSHである泉丘には理数科があることです。高等師範学校の流れを引く国立大学附属高校が近くにあるところまで似ています。広大附属福山高(通学している岡山県民が多いので)と金大附属高の比較もしてみると、

広大福山(200名)vs金大附属(120名):昨年の東大合格者:広福10名=金附10名、京大:広福4名<金附5名、国公立医学科:広福30名>金附22名、SGHの金大付属は120名と生徒数が少なく合格率は200名の広福より上ですね。東大理3にも2名合格した北陸地区最難関中高です。

中学校は岡大附属と金大附属の国立勢はほぼ対等でしょうが、最近躍進著しい岡山の操山・大安寺の公立中高一貫勢に対し、金沢錦丘中高は香川県の高松北中高並みの失敗例です。私立も最大手塾の育英ゼミ社長が自らの名前を付けた片山学園という小中高一貫校を設立しました。医学科には強いですが、 岡山白陵ほどの勢力はありません。朝日塾も小学校しか成功してないようですね。

進学校オタクならご存じかと思いますが、旧制中学(現在の高校)の教員養成大学だった東京高等師範(男子校の筑駒・共学の筑附)、広島高等師範(広附)、金沢高等師範(金附)、岡崎高等師範(藤井聡太君が中退した名大附属)の流れを引く国立大には附属高校があります。女子師範も東京(お茶女附属)、奈良(奈良女附属)がありますが、広大福山は広島女子高等師範の流れを引き、男子高等師範の末裔である広大附属とは正確に言うと兄妹ではないようです。

初の共通テスト本番の英語では、携帯メッセージやEメールのやり取りなど実用的な英語力を問う出題が目立ちました。代ゼミ外国語研究室も「日常的な素材から論説文まで英文の形式が多様になり、読む分量も大幅に増えた」と指摘します。

進研高2共通テスト模試のデビュー戦で、岡山朝日の生徒さんが、いきなり200点満点(全国偏差値87)取ってくれました♪長文を素早く読み、必要なポイントを見つけ出す訓練を重ねているリーディングでは新高3生は、ほぼ全員9割超えし幸先の良いスタートとなっております。