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大学入学共通テストは6教科8科目へ!?

Jul. 07, 2021 その他

現中3生が受ける2025年の大学入学共通テストから国立大学の受験生には原則「6教科8科目」を課す、従来の「5教科7科目」に新設される「情報」を追加する案の検討を国立大学協会の入試委員会(山口大学学長が委員長)が進めていることがわかった。

各国立大はセンター試験時代の2004年から数学・国語・理科・外国語・地歴・公民から原則7科目を課してきた。これに情報を加え6教科8科目を原則とすることが決まれば21年ぶりの科目増となる。

情報は2003年度から高校で全員が必ず履修する科目となり、2022年度の高1から導入される新学習指導要領では情報Iと情報IIの2科目に再編される。プログラミングなどを学ぶ情報Iが必須科目となり、データサイエンスの手法を使った分析も学ぶ発展的な情報IIは選択科目となっている。

政府は18年に公表した成長戦略の中で「義務教育終了段階での高い理数能力を文系・理系を問わず、大学入学以降も伸ばしていけるよう大学入学共通テストで基礎的な科目として情報Iを追加する」との方向性を打ち出した。今年3月には共通テストの問題作成を担う大学入試センターが、情報Iを25年度の共通テストから出題教科に情報を追加する方針を発表、出題範囲は情報Iとしサンプル問題も公表した。

国大教入試委の議論はこうした流れの中でスタートした。一連の議論は非公開で行われているが、関係者によると共通テストで情報を使いたい大学も不要とする大学もそれぞれ一定数あるという。5月半ばのオンライン会議では、25年度から「6教科8科目」とする案について「高校での指導体制がまだ不十分」との慎重論、一方「国家を挙げてデジタルと言っている時代に、入試に入れないのは違うのでは」という積極論に分かれ、引き続き議論していく方向。

大学入試では「教科・科目の変更が大きな影響を及ぼす場合は2年程度前には予告・公表する」という文部科学省が定めた「2年前ルール」がある。今後、各大学の意見を集約し、 国大教 が今年11月に「25年度の共通テストから6科目8教科を原則とする」と決めた場合、遅くとも22年度までにはそれぞれの大学の方針を正式に決めることになりそうだ。