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国立医学科への英語⑤(長文速読)

Mar. 18, 2019 大学合格戦略

講師が最も自信のあるスキルは長文速読です。過去15回模擬受験したセンター英語筆記は平均60分/80分で解き、残りの20分で引っかけ問題を確認し1問のみミスの194点以下はありませんでした。

アメリカなど英語圏で20年以上生活した講師は「直読直解」で英文を読みます。例えばAppleはリンゴではなくAppleとして英語で認識します。はて受験生の皆さんにどのアプローチで指導すればベストか悩みました。

結果、英米人が読んでいるように「語順読み」を訓練することで英語長文の要点を大づかみする力をつけることにしました。これは大学入学共通テストの傾向にも合っています。2回試行されたプレテストでは、
①設問はすべて英語で出題
②センター英語より1000語ほど増加
③グラフ問題やウェブサイト、ブログなど実用的な題材が頻出
と難易度が大幅にUPします。情報処理問題が中心になる新テストでは問題文が求める必要な情報を素早く読み取るスキャニングが効果的だと考えます。

配点が100点に増えるリスニングも後半50点が「1回読み」となるので
「語順読み」をマスターすれば、同時に前から聴けるようになります。
超難化するリスニングを「一度で聞き取る力」が共通テスト英語で差をつける武器になります。

最初と最後のパラグラフを読むスキミングを提唱する方もいらっしゃいますが、医学科など難関学部の問題ほど小手先のテクニックは通用しません。受験英語で教えられてきた文法・構文分析重視の訳文主義も時代遅れだと感じています。東大2次英語は独自のリスニング問題を挟んだ優れた総合問題ですし保守的な岡山大の理系2次英語でも「Googleの採用方針」についての記事が題材になるぐらいですから。

スーパーイングリッシュでは良問を厳選し「語順読み」で読む長文速読力を養成し高3の受験時には「直読直解」に近づけるよう指導します。速読力は学校での教材にも使えますし、将来医師や研究者となり英語で論文を読むのに役に立つこと間違いなし!です。