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大学入学共通テスト対策塾

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いよいよ大学入学共通テスト本番!

Jan. 15, 2021 大学合格戦略

第1期生の皆さん、明日はいよいよ本番です。どの大手塾も新入試など見向きもしなかった2年前、共通テストに全集中するため、敢えてセンター最終年の高3生の募集を止め、小さな英語塾を信頼して参加してくれた数名の新高2生でスタートしました。センター試験信奉者の予備校講師が文部科学省の門前で「センター試験をなくすな!」と抗議デモを繰り広げる中「本当に共通テストに変わるの?」と世の中には懐疑心が溢れ、まさにファーストペンギンの挑戦でしたが、実施が現実のものとなり万感の思いです。

当時は大手予備校でも共通テスト型の模試に本腰を入れているのは東進と河合塾ぐらいで、受験者数の多い進研(ベネッセ)、予備校トップの駿台には全くやる気が感じられませんでした。過去問がない中、生徒が受験した模試問題やリスニング音源を必死に集め、塾内模試で経験値を積ませた日々が思い出されます。

全国の高校の進路指導担当、予備校講師が「点の出方が見えない?」と言う思考力型の共通テスト。従来の板書き集団授業では教えづらい試験です。センター英語の発音・アクセント、語句整序などパターン練習で伸ばせた半分の問題が廃止となり過去の教材、カリキュラムが使えなくなりました。プラス面は、従来以上の情報処理スピードが要される1次マーク対策が2次記述対策にもそのまま繋がりシナジー効果が出た点です。

40年余り続いてきたセンター英語のように誰もが、ある程度は教えることができた頃に、私は塾講師をやろうと思いませんでした。自分が生徒に対して付加価値を創造する姿が見えなかったからです。3年前に大学入試センターが公開したプレテスト、筆記がリーディングのみとなり、リスニングが難化したのを見た瞬間、やる気スイッチが入りました。

TOEIC満点92回を誇る予備校講師が「日本では実際英語が使える英語講師が少なすぎる」と嘆いていました。受験ビジネスを生業としながら、学歴も公表しない塾業界には矛盾を感じます。海外留学までは無理としても、国内で受験できる英検1級やTOEIC満点ぐらいは取得して品質証明してもらいたいものです。本部から与えられるテキストや指導マニュアルで何とかなる時代ではなくなりました。塾の看板ではなく講師の実力が全てなのです。

設立から2年間の成果として、共通テスト全国模試最高点は志望大学がR:L=1:1配点 の文系が196点、R:L=4:1配点の理系医学科志望がリーディング100点で195点でした。英語圏の帰国子女でもない限り、地方の生徒さんがR・L共に100点満点を揃えるのは至難の業だと感じました。

共通テストは実力不足の人が教えることが困難なレベルに進化しています。英語で必須となった長文速読力、リスニング力の強化は黒板板書きの集団インプット授業では効果が出ません。当塾で講師は生徒の経験値を上げ、スキルを習得してもらうリード役に徹します。圧倒的な英語力をもつ講師が、実戦演習で問題への攻め方、正答にたどり着く思考過程を生徒に体得させてきました。

本番力、初見問題対応力、いずれも実感しにくいスキルですが、この2年間、英検準1級・GTECなどの4技能テスト、予備校の模試を中心とする共通テスト予想問題、多種多様な問題を一緒に解いてきました。自らが積み上げてきた経験、演習量に自信を持って力を出し尽くして下さい。皆さんが本番で目標点を達成してくれることを心から願っています。You can do this ! I believe in you all !!