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大学入学共通テスト対策塾

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スピードと精度の最適化が目標!

Jan. 09, 2022 英語テスト

マルチタスク能力が相対的に高い女子さんは共通テストの複数データの照らし合わせなど情報処理が要される問題をあまり苦にしてないのだが、理系男子くんからは「必死で急いで何とか全問手をつけてますが、スタミナ切れでミスが多く点数が伸びません」との相談を時々受ける。

大学入学共通テストに変わり、センター試験以上に「短時間で自分の解ける問題を取捨選択して得点を最大化する」戦略が要されるようになったが、2次の記述試験では短時間で解ける問題は少なく、6割以上得点できれば合格安全圏となるような難問が出題される。各大学が様々な傾向で問題を出すのは多様な受験生を評価するためであり「実力を発揮できる問題でしっかり得点して」と望んでいるのではないだろうか。

スピードも精度も両方とも求められる「解く」という行為の中で自分が作っている解答の妥当性を色々な観点から見直すような自己チェックができてはじめて試験で通用する「解ける力」が達成される。

入試英語でも難解な内容の京大型和訳英訳とスピード重視の東大型英文解釈は異なるスキルだ。多くの塾生が学ぶ公立伝統校は精読・訳文重視だが、学校の授業を受動的に聞くだけでは共通テストのような情報処理スピードを要される問題で得点できるようにはならないだろう。共テ英語に対して当塾では短い通信文にはスキャニング(情報取り)、長い論説文にはスキミング(大意取り)と2種類の読み方をトレーニングする。

さらに2次試験の記述英語に対しては「1問1問落ち着いて読み、着手した答案の完成度を上げる」解き方を訓練し、1次マーク対策とは使い分けている。日本の入試は時間制限のあるタイムトライアル試験。いかに戦略的に挑み目標点を本番で達成できるかが勝負となる。当塾ではスピードと精度の最適化を目標に生徒の本来的な英語力の養成を行う。

連休中もリーディングの変異に備え最後のブースター授業です。2年の任期が終わる大学入試センターの作問委員は思い残すことなく思考力問題を創作してくるでしょう。去年のリーディングは配点を3点で均して易しくしてくれましたが、試行調査型の5点問題が復活すれば平均点は下がります。塾生には差が取れて有利になるので難易度Upは歓迎です。