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英語民間検定試験の活用予定

Jun. 01, 2019 英語テスト

文科省は大学入学共通テストで導入される英語の民間検定試験について国立大学82校の活用予定を公表しました。うち79校が何らかの形で活用しますが、出願資格のみとする大学から共通テストで実施するリスニング・筆記リーディング均等配点の英語マーク試験へ加点する大学まで内容は幅広いものとなりました。

①一定以上の成績取得を出願資格とする:40校
②成績を点数化してマーク式に加点:33校
③出願資格とした上で加点:7校
④一定以上の成績でマーク式を満点扱い:3校
⑤成績提出を必須とせず、高校の英語力証明書で代替可能:8校
⑥検定とマーク式で高得点の方を活用:1校
⑦活用するが具体的な方法は未定:8校
⑧利用しない:4校

極端な例は、活用しない北大、東北大、京都工芸繊維大の3校、居住地域や家計の状況で検定試験の受験機会が左右されることや、内容の異なる複数の検定試験を同列に比べることを問題視したようです。また、お隣の広島大は鹿児島大と共に既に英検準1級で「センター英語みなし満点」という革新的な制度です。難度が上がる共通テスト英語も英検準1級で満点くれますから、広島の高校の英検受験率はさらに上がるでしょうね。

島根大などは「医学科だけは点数化せず」と部分的に採用します。国立医学科はセンター時代と同様に共通テスト数点の間で上位層がひしめく理系最難関の争いになります。そのため公平性に問題が残る検定試験での差が合否を決めることを避けたい医学部の慎重さが見てとれます。

大学入試改革の一つの目玉である民間英語検定試験の利用は各大学の活用方法がバラバラに分かれ複雑ですね。スーパーイングリッシュでは英検1級、TOEIC満点、TOEFLほぼ満点の英語テストおたくの講師が各生徒さんの志望大学に応じて適切に受験戦略をアドバイスさせていただきます!