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Z会共通テスト模試リスニング解きました

Jul. 28, 2019 英語テスト

マレーシアの首都クアラルンプールに来ています。イギリスの植民地だったこともあり、英語は公用語のマレー語並みに普及しており、ローカルアクセントですが皆さん英語堪能でした。やはりESL(English as Second Language)の国と日本のようなEFL(English as Foreign Language)の国とではアウトプットの機会が全然違う。日本人が学校で英語を勉強してもなかなか使えるようにならないのもわかりますね。

Z会が出版した2種類の共通テスト対策本 ①ハイスコア共通テスト戦略!英語リスニング、②はじめての共通テスト対策英語リスニング中の3つのリスニング模擬試験を早速解いてみました。リスニング問題の質としては、河合塾>Z会>東進>代ゼミでしょうか。 エデュケーショナル・ネットワークというZ会傘下の教育出版会社が作問した2つの模擬試験は第1問の短い発話の聞き取り問題から深い理解が必要な問題でなかなか良問だったと思います。

えーと思ったのは代ゼミ高2共通テスト模試、ようやく音源がHPにUpされたので解いてみたら、東進と同じく前半の「2回読み」問題も1回しか流さず、後半の長文問題も間をおかず流しっぱなしで雑な作問でした。代ゼミさんは団体受験する高校にも販売しているのですからもう少し丁寧な問題作りをお願いしたいものです。いつも通り4つの模試のリスニングは全て100点満点でした♪♪

Z会対策本を書いた駿台講師のコメントには大いに同意します。「共通テストはセンター試験の衣替えに過ぎない。やることは一緒」という声が高校、塾関係者から上がっていますが、共通テストはセンター試験の延長ではありません。特に英語は実用能力・運用力重視への大転換が現実に求められることとなりました。リーディングでは、短時間で圧倒的な読解量が要されるだけでなく、英文は実生活に深く関わる形式・内容のものが中心となります。リスニングにおいても同様で、センター試験では考えられなかった分量の聞き取りが求められます。

今回の制度改革の根底には全ての教科に一貫した思想があります。それは、入試改革イコール教育改革です。これまでの文法重視の受験英語から運用力重視の英語教育へ変革し、リーディング・リスニングとも、細部よりも全体を素早く把握する力が要求されているわけです。

スーパーイングリッシュでは、生徒さんが高得点を得るために、世に出る共通テスト模試を誰よりも早く解き、徹底分析した講師が「このように作業を進めればムダなく正解が得られる」最短距離の対策を伝授していきます。実際の模試も実戦演習してもらい、生徒さんの問題を眺める目と考える頭が共通テストの思想に最適化されるようになり、得点力が向上することを願っております♪

マレーシアの首都クアラルンプール市