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2024年度以降の入試英語はどうなるの?

Nov. 04, 2019 英語テスト

2020年度の大学入学共通テストでは民間英語試験の導入は延期されましたが、2024年度(現中1生受験年)以降の英語試験について、計画通り民間試験に完全移行するのか、大学入試センターが作問する共通テスト英語を継続するのかまだ方針が決まっていません。

朝日新聞が全国の大学、高校を対象に実施したアンケート調査で、2024年度以降の英語試験について「そう思う」と答えた割合は次の通り、
①センター作成の試験は実施せず、英語民間試験のみを活用すべき
大学:8.1%、高校:5.5%
②英語民間試験の活用はやめるべき
大学:35.9%、高校:68.5%
③センターが4技能を測る試験を新たに作成すべき
大学:49.8%、高校:60.0%

主に進路指導担当者が回答したようですが、異なる民間試験の成績を同列に扱うことの公平性に疑問を持つ高校が多いようです。理由について尋ねたところ、新潟大学は「公平・公正な入試の維持には、センターが4技能試験を作ることが望ましい」同じく「センターが4技能試験を作成すべき」と答えた関西の国立大は「入試の公平性が担保され、受験生が安心し、且つ安定的に実施できる」と回答。寄付金額次第で補欠合格が繰り上がったり、同窓生枠がある私立医大などとは異なり、公平性第一を掲げる国公立大学には人生を賭けた受験生への配慮がうかがえますね。

駿台竹岡先生や講師の予想通り、日本国の作る共通テスト英語試験の継続を望む声は受験生を送り出す高校側、選抜する大学側にも強いようです。その上「センターが新たに4技能試験を作成すべき」という要望も多いようです。大学入試センターさん、皆さんの期待に応えて公平公正な英語4技能試験を作って下さい。是非ともお願いします!