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隠れ帰国子女!?の台頭

Nov. 20, 2019 英語テスト

東進第2回高2共通テスト対応模試、6月模試より参加者が6千名以上も増加し、平均点も17点上がっていました。筆記リーディング問題は前回と同じ位の難度だったので、リスニングの易化が大きな原因だと思われます。特に1回読みリスニングの鬼門である第5問、2分間の講義を整理ボックスにまとめる長文リスニングが6月模試より易化していましたね。

岡山伝統校の生徒さんに聞くと、小学生まで親の仕事でアメリカに居た友人がリスニングで90点以上だったとのこと。「1回読み」問題も導入されセンター英語より大幅に難易度が上がったリスニングで90点越えは至難の業です。(当塾のTOPは89点)ネットで得点開示してる全国の強豪たちもリスニング90点超が数名いましたが、帰国子女らしき雰囲気。彼らのような超進学校に通う「隠れ帰国子女」が一定数受験したのもリスニングの平均点が上がった要因ではないでしょうか。

一般に帰国子女とは日本の高校に行かず、親の海外赴任などで海外の高校を卒業し、特別枠で大学進学する人達を言います。一方、教育熱心な海外駐在員の家庭では、よく男子の場合、中学受験させて寮のある私立一貫校(愛媛の愛光、鹿児島ラサールなど)に帰すケースがあります。このような「隠れ帰国子女」は中高一貫校で理数も鍛えた上に、英語のリスニングや民間4技能試験では純ジャパの生徒ではあり得ないような高得点を取ってきます。

当塾の生徒の皆さん全員、6月模試より得点を伸ばしてくれました!上位の子は今回目標の150点(前回模試で素偏差値75)近くまでいきましたが、平均点が上がったため偏差値は伸び悩みました。共通テスト模試を主体的に受ける意識の高い層や、東進の東大特待クラス生に加え、6月同日開催で駿台模試や河合塾共通テスト模試に三分散していた最上位層が東進模試に集中した公算が高いのでは。

東進模試の場合、★共通テスト全体換算偏差値(共通テスト受験者約55万人を母集団とした場合の推計値)として、素偏差値に5程度プラスした推定偏差値を出してくれますので、塾生トップも本番偏差値換算では70手前まで伸ばしています。

いやー、女子フィギュアの紀平梨花選手のような心境ですね。トリプルアクセルで優勝できていたのに、4回転ジャンプを連発するロシアのトルソワ選手が出現し新次元を突き付けられたような、そんな感覚です。

またまた闘争心に火がつきました。四国の田舎から世界トップ10の米国大学院まで這い上がった人間なので執念だけは負けません。駿台など4つの共通テスト模試が揃い踏みする2月を目標にもう一段生徒さん達をレベルUPし、各高校の校内、岡山県順位では通常模試で後塵を拝していた人たちを逆転してもらいましょう!