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今度は共通テスト「記述式」廃止運動!?

Dec. 01, 2019 英語テスト

英語民間試験を延期させたと思ったら、今度は国語と数学IAの記述式問題廃止運動です。何だか次から次へと要求してきますね。確かに殆どの国公立大学が独自の2次試験で記述問題を課すので1次マーク試験で記述問題を追加する必要があるのか疑問に思う気持ちも理解できます。

難関大学への合格実績がある高校を対象に駿台予備校、毎日新聞が共同でアンケートしたところ、約7割が「廃止が望ましい」と回答したとのこと。採点に対する不安が主な原因で、高校現場に懸念が広がっている実態が浮き彫りになった。大学入試センターが17年、18年に実施したプレテストで出題された記述式問題については「自己採点が難しい」と否定的だった。記述式問題そのものに関しては「廃止が望ましい」が最多だった。

文部科学省が全国の大学に10月時点の記述式問題の利用予定を取りまとめたところ、国公立大学はほとんどが国語の記述式問題を合否判定などに活用、対して私立大学では利用が約4割にとどまった。予備校関係者からは「国立大は横並びで使うとしているのだろう。一部私立大では記述式を使うと受験生から敬遠され受験者数が減るとの懸念もあるのではないか」との指摘も出ている。

最難関の医学科でも岡山大をはじめ地域枠推薦はセンター試験のみの成績で合否が決まりますので、一部の学生は記述試験の洗礼を経ずに合格しています。しかし、1次マークに記述試験を加えることで最も懸念されるのは生徒の自己採点と実際の得点にズレが生ずることです。特に難関学科では1点を争いますので誤った自己採点で2次出願すると合格可能性を下げてしまう恐れがあります。

中には「センター試験に戻せ!」とかいう変化を望まない守旧派もいるようですが、大学入試センターは今年を最後にセンター試験は作問していないので無理な話です。もう既に第1回共通テストの英語問題はドラフト段階まで出来上がってきているようです。2次試験も含め英語は、「速く読めて、正確に聞ければ」高得点を獲得できます。しかし、それらの実力養成には時間がかかり辛抱が必要です。当塾では愚直に生徒さんの速読力・リスニング力を積み上げることに全力を尽くします!