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第2回英語プレテスト(リスニング)問題分析

Apr. 04, 2019 英語テスト

「2回読み」のセンターリスニングで甘やかされてきた先輩方はプレテストの「1回読み」登場で正答率が落ちました。ちょっとかわいそうに思ったのか大学入試センターは第1回プレで58%と過半数を超えた「1回読み」問題の比率を半分以下の48%まで下げてくれました。

2018年11月に試行された第2回プレテスト(リスニング)を解きましたが、前回より「1回読み」の割合が減ったこともあり易しく感じました。リスニングはいつも通り100点満点、筆記で1問引っ掛けられ97点で合計197点でした。

有名講師で唯一プレテストの解説動画をアップしてくれた駿台の竹岡講師、「センター英語で190点取れない人は人間ではない」(やったー、講師は最低194点は取れているので何とか人間です)と手厳しい先生が「浪人しても点を上積みできない英語の真の力が試される試験」と評した共通テスト。何点取ったら人間として認めてくれるのでしょうか?こんだけリスニングも筆記も難易度上がって190点は高すぎます。

★第1回プレテストとの比較
◎A2(英検準2級)レベルの問題は「2回読み」なのに対し、B1(英検2級)レベルの問題は「1回読み」
◎配点が公表され、A2レベルで作問された第1問~第4問Aの合計点が60点、B1レベルの第4問B~第6問が40点という配点

★大問の内容
第1問:短い発話の聞き取り(2回読み)
A:短い発話の内容に合う英文を選ぶ、B:短い発話の内容に合うイラスト選択
第2問:短い対話の聞き取り(2回読み)
短い対話についての問いを聞き、問いの答えとして適切なイラストを選ぶ
第3問:短い対話の聞き取り(2回読み)
短い対話を聞き、問いの答えとして適切なものを選ぶ
第4問:モノローグ・説明の聞き取り(1回読み)
A:イラストを聞こえた順に並べる、B:表を完成させるのに必要な説明を聞き取る
第5問:講義の聞き取り(1回読み)
講義の内奥をまとめた整理シートの空欄埋め、講義の要旨とて適切な英文を選ぶ
第6問:対話・意見の聞き取り(1回読み)
A:2人の対話を聞いて各人の意見の要点を選ぶ、B:4人の意見を聞いて反対意見の人を全て選ぶ

第1回目の正答率があまりにもひどかったので「1回読み」を半分以下に下げる救済措置を講じてくれましたが、依然難易度は高いです。リスニング力の向上には時間がかかります。スーパーイングリッシュが生徒さんにすすめるのは「毎日の習慣づけ」。自分の興味のある英語を聞く、好きな記事で多読をする、英語で日記を書くなど毎日アウトプットを続けることによって英語力は積み上がっていきます。

わずか2回のサンプルテストを残しただけで大学入試センターは作問活動に入ってしまいました。当塾としてはできる限りの出題傾向分析を完了。今後は生徒さんが受験する大手予備校の共通テスト対応模試をペースメーカーとして本番に向け準備していきます。岡山ではかなり先取りで共通テスト対策をしているスーパーイングリッシュにお任せ下さい!