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共通テスト英語「第2日程」の感想

Feb. 01, 2021 英語テスト

30日に行われた共通テスト「第2日程」では当初から学校での授業の遅れを理由に出願していた現役生718名に加え「第1日程」の再試験組や新型コロナ感染など病気で受験できなかった約1800名が対象となった。現実的には出願書類を2/5必着とする国公立大学が多く、受験校を選択する時間がない厳しい日程となり、とても生徒さんにはおススメできません。第1日程で受験した生徒さんでも自己推薦書の準備、各種書類の取り寄せなどで大忙しの状況です。

「第1日程」リーディングとの比較
15分位余って100点満点でしたので自分的には楽でした。「第1日程」のリーディングはTOEIC風の照らし合わせが多い手間のかかる問題でしたが「第2日程」ではTOEICから離れ「数字を計算させる」問題が多かった印象です。問題の質がかなり異なるので難易度を単純比較するのは難しいと思いますが、比較すると次のような形式の変化が見られました。
第1問:Aは第1日程でも出題されたテキストメッセージだが、最後のメッセージへの返信内容を予想させる問題はなかった。BはTOEICにはない「照らし合わせて計算」の問題だった。ちょっと面倒。
第2問:Aで「本文」がなく3つの表だけで計算させる問題が出題された。これは試行調査にも「第1日程」にもなかった新しい問題形式だった。Bは大学の場面でややTEAP風。
第3問:Aのセンター英語風の地図を含むブログ、Bの音楽雑誌の記事ともに登場人物がイギリスと関連するため、イギリス英語特有のスペリングや表記が含まれていた。
第4問:第1日程と同様に、Eメールと図表やグラフなど複数の資料を突き合わせて正解を読み取ることを要された。また、正しい選択肢の組み合わせを選ぶ、第1日程ではなかった「複数正答問題」が1問あったが「第1日程」と比べると照らし合わせの労力はかからなかった。
第5問:試行調査ではあったが「第1日程」では出なかった伝記が出題された。米国滞在中に「謎の天才写真家ビビアン・マイヤー」の映画を見ていたので背景知識はバッチリでした!並べ替え問題の解答根拠を順番通りにしてくれなかったので、手間はかかりましたが配点が全問3点と試行調査(5点)よりフラット化されたので失点リスクは減ったでしょう。
第6問:A・Bとも傾向を踏襲した説明文。Aでは要約文の空欄を埋める「第1日程」でも見られなかった新傾向の設問が出題された。

リスニングは「第1日程」より難化しました「1回読み」の第4問で聞き取りの難しい比較表現や計算の要される問題が出題されたこと。第5問の約2分間の講義を聞く問題で受験生にはあまりなじみのない「生態系保全」のテーマが出題されたことで難しくなりました。

「第1日程」と同様に情報処理スピードが問われる問題でした。初年度はコロナ禍でも頑張ってきた受験生をあまり落胆させないため、複数正答問題の難度を下げたり、各門の配点を下げフラット化したり、平均点を上げるための配慮が随所に見られました。来年はこんなに優しくしてくれないしょう。平均5割を目指して本気出してくると思います。駿台竹岡講師の言われる「もろ英語力が問われる」テストとなり、当塾の基本方針である「大量の英文を素早く読み、必要な情報を正確に読み取る力」が重要になると確信しました。