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2022国公立医学科への合格力(中四国編)

May. 04, 2022 大学合格戦略

国公立医学科現役合格率ランキングでトップ30入りした中四国の高校は全国12位の広島学院13.5%(現役合格23名/卒業生171名)、 14位の広大附属が11%(22名/199名) 、16位の愛光が10%(23名/227名)、20位の徳島文理が9.2%(11名/119名)、26位の広大福山が8.6%(17名/197名)、30位の大安寺中教が7.7%(12名/156名)と私立3、国立2、県立1の6校は全て中高一貫校だった。

一番の注目は近年60名前後国医合格者を出してきた愛光が38名(現役23名)と低迷したことだ。昨年は高よびから岡山医へ6名合格させていたが今年はゼロで地元愛媛医の地域枠推薦Bで復活した浪人生が多かった。この推薦Bは定員20名だが、医師不足対策として実施されてきた「臨時定員増」が期限を迎え5名まで減員が予定されている。今年も再申請するとみられるが医師過剰が予測される中、いつまで文科省が増員延長を容認するかは不明だ。将来、推薦枠減員分が一般枠に流入してくると競争はさらに激化するだろう。

私立王国の広島では広島学院が昨年の28名から36名へと回復、東大理3へ2名、大阪医へ3名合格と全国的に好調だった今年の私立男子校の強さを見せた。共学のライバル広大附属も昨年と同じ32名と安定。学院と同じ男子校の修道も昨年14名から17名に増やした一方、女子高トップのND清心が昨年19名から10名へほぼ半減した。広大福山が近年少なかった広島医に6名(昨年1名)合格させて国医合格30名まで戻したのはND清心が得意としてきた広島医地域枠を取り返したのも要因だと考えられる。

四国の私立中高一貫校では、徳島文理が京都医に2名、神戸医1名、広島医2名、岡山医1名いずれも現役で合格させ、卒業生が119名と少ないため現役国公立医学科合格率は9%を超えた。地方の少子化で中学入学者数が減り今年は合格者数を伸ばせないと言われながら健闘した。京都医に現役合格した女子さんは大学への数学の学力コンテスト上位常連だった。地元高知医に18名合格させた土佐も今年は前年比11名増やし33名と好調だった。愛媛では愛光の不振が目立ったが、私立2番手の済美平成中教が地元愛媛医に10名合格させ昨年8名から14名と増やしている。

中四国の公立高校では、例年トップの高松が26名と低迷し今春29名と前年比13名増やした岡山朝日に公立トップの座を明け渡した。山陰では島根医のお膝元、出雲が15名と4名増やしたのに対し鳥取医のある米子東が13名へと5名減らしている。四国では愛光と愛媛医合格者数トップを15名ずつで分け合った松山東が19名と7名増やしていた。総じて公立高校は増減まちまちの結果だった。