東大現役合格者の近況報告

いつもの通り授業の準備に全集中していたところ、コンコンとノックの音が？何と今春東大文科一類に進学した朝日男子君が岡山に帰省したばかりの所、立ち寄ってくれました♪

弁護士を目指す彼は在学中の司法試験合格を目指してファストパスとなる司法試験予備試験講座を伊藤塾で当初の計画通りスタートしています。岡附中時代から続けているバドミントンと興味があったギターのWサークルでバイトも8月一杯やって帰省が遅れたとのことでした。第2外国語は女子が多いフランス語をとらずに男子ばかりのドイツ語にして後悔してるとか…いろいろありますね。

そのバイト先が何とTVで有名な国語の林修先生や上智外英の偉大なる後輩である安河内先生の授業サポートをする東進の東大特進コース！採用されるのは東大現役合格者のみで全国から集まった優秀な仲間と一緒に地方の東大受験生にアドバイスしたり、とても刺激的な職場だそうです。東大現役合格者数連続日本一を広告塔にする東進は一流講師陣のライブ授業を東大模試の上位生を対象に東京と大阪では公開しています。映像で見るしかない地方生と比べて都会の生徒は恵まれてますね。河合塾東大オープンや駿台の東大実戦模試の採点が1ヶ月以上かかるのに東進本番レベル模試がわずか8日で返却されるのは？東大生のバイトを総動員して採点してるからとか裏話も聞けて興味深かったです。

岡附中でも朝日高でも東大理3に現役合格した理系男子とトップを競っていた彼は抜群の数学力を活かせるクロスボーダーＭ＆Ａなどを専門とする国際渉外弁護士を目指しています。米国の弁護士は哲学や文学専攻の純粋な文系が多く、数学のできる東大卒の弁護士は企業価値の算定スキルが問われるM＆Aなどでは十分戦えます。お土産代わりに東京の大手5大法律事務所からのファストトラックであるアメリカの著名法律大学院(講師はUCLA経営大学院卒のMBA)への合格ルート、米国大学院留学に必要なTOEFL-ibtのスコア戦略などアドバイスさせてもらいました。

Y君、今日は立ち寄ってくれてありがとう！東大で全国から集う神童たちと切磋琢磨して一段と逞しくなったね。当たり前のように灘や開成、筑駒、桜陰などトップ校から東大に現役合格してくる人たちはさすがにヤバいそうです。是非ともハーバード大やスタンフォード大などの一流ロースクールへの派遣留学を勝ち取って、世界経済の中心ニューヨークで弁護士資格もパスして下さい。合格後の挨拶でも話しましたが、世界を見渡しても年々二極化が進んでどこの国でも格差がますます拡がっています。学歴至上主義と言われるかもしれませんが、不条理に満ち溢れる世の中で学力で評価される学生時代はまだ平等かと思います。東大入学直後から将来のキャリアを見据えて努力を怠らない君はさすがです。自らの才能を信じてさらにグローバルな舞台で活躍されることを願っています！