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爆発力の男子v.s.安定性の女子

May. 16, 2019 大学合格戦略

「過去問もない入試」に挑戦する講師はありとあらゆるメディアから生徒さんの現役合格に役立つ情報を収集しています。YouTubeで「女子が取るべき医学部合格戦略!」とあったので見てみると。東大理3を16点差で不合格、東京医科歯科大に後期で復活合格したスーパー女子学生が出ていました。

皆さん、センター得点率日本一の学科はどこかご存じですか?それは後期の東京医科歯科大医学科で河合全統模試のセンターボーダーは95%です(前期のみの東大理3は94%、京大医は92%)。ちなみに東京医科歯科大が「英語民間試験を必須としない」理由は「うちと東大理3はどちらを志願するかを迷う受験生が多いので、東大に合わせた」というぐらいの超難関です。後期は学科試験がない医学科が多いので「共通テスト9割以上」が復活の絶対条件となります。(広島医後期のボーダーは何と!理3と同じ94%)

茨城県の中高一貫校卒のその女子はセンター96%だったようです。宇宙人ですね。彼女曰く、「女子はこつこつ型で勉強を積み重ねれば安定する生物、英語、国語で点を稼ぐ人が多く、ひらめき型の男子はやはり物理、数学を得点源にする人が多い」と女子の戦略は男子と少し違うようです。最難関の医学科では物理・化学選択の男子と生物・化学選択の女子が競う場合が多いので男子の物理・数学が爆発すれば男子比率が上がり、こけると生物・英語が安定している女子比率が上がります。

女子比率がなかなか20%の壁を越えられない東大は 「地方の女子には来てくれたら下宿代も補助しまーす!」 と女子大歓迎です。昨年、数学、物理が難化し、まあまあ理数が得意な地方公立高の男子が届かず、英語、国語で安定して点を稼いだ女子の合格者が増加しました。しかし、今年は逆に女子の得意な英語が易化し男子の比率がまた上がってしまいました。

英語は世に出た英文から出題され、全てが初見問題で基礎体力の速読力とリスニング力があればどんな問題にも対応できます。また一旦9割近くに達すると「なかなか落ちない」安定する科目です。対して数学や物理は苦手分野が出れば思わぬ失点をする場合があります。英語が安定すれば理数で難問をぶつけられても勇気を持ってアタックできるのです。

当塾は名前の通り生徒さんの成功をスーパーポジティブにイメージして共通テスト英語で高得点を確保し、たとえ前期で「まさかの」結果であっても後期入試で復活を果たせるような安定戦略で、現役合格にこだわりたいと思います!