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英検2020の迷走

Mar. 14, 2019 英語テスト

新高2・高1の皆さんは旧帝など多くの国立大学でCEFR(欧州言語共通参照枠)でA2レベル(英検だと準2級)の民間試験の提出が出願条件として求められます。

英語民間試験で受験者数が最も多い英検は既存の2段階合格システムに文科省からNGが出たため(1日で4技能を測定する他の試験と異なるので)、新たに高校生のみが受験できる英検2020-S-CBTと同S-Interviewを導入する予定でした。ところが、2019年は慣れ親しんだ現行英検の類似型であるS-Interviewは導入されないことが決定しました

CBT試験とはGTECのようなコンピューターベースの試験です。まだ入試で使える英検2020-S-CBTは実施されていませんので、去年からスタートした英検CBTを受験して練習することができますが、困ったことに岡山県には受験センターがありません。お隣の広島県か兵庫県まで行かなければ受けられないのです。しかもまだ英検CBTの参考書も問題集もほとんど出ていない状態です。

このままだと岡山の生徒さんが困るのは、
①広島まで行かなければ受験できない。受験PCブースが限られるので広島の受験生と競争になり予約をゲットするのも大変。
②ペーパーテスト&面接方式の現行英検と異なり、コンピューターで解答する方式に慣れるのも一苦労。
③2018年8月からスタートした英検CBTですが、まだ参考書、問題集は発売されていない。英検さん、早く発行して下さい!

とにかく不明な点だらけで、2020年の4月から12月の間に2回受験し、結果を志願書に書かなければならない新高2の共通テスト1期生の生徒さんの不安が増すばかりです。ほんと大丈夫なのでしょうか?

スーパーイングリッシュでは講師がアメリカの大学院入学試験GMATや公認会計士試験など難易度の高いCBT方式のテストに合格体験がありますのでどんな民間試験にも対応できます。是非ご利用下さい!