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英検2020はどうなるの!?英検が白旗で全員吹き込み式に

Jun. 30, 2019 英語テスト

先日ブログで大学入学共通テストに利用できる新型英検2020についての記事を書きましたが、またまた英検協会からあっと驚くような発表がありました。
・面接方式の従来型スピーキングテスト(英検2days S-Interview)は実施しない。
(但し、障がいのある高3生(既卒生)には配慮して特設会場を設ける)
・吹き込み方式の①英検CBTか② 英検1day S-CBTを受けるしかない。

びっくりしました。まさか従来の英検に最も近い面接方式を実施しないとは。原則過去問が公表されない民間検定試験は何度も繰り返して受験して慣れることでしか点数が伸びないと言われています。しかし、英検CBTも1dayもほとんどの生徒さんが練習の機会を与えられないまま本番を迎えることになりそうです。

英検は共通テストで要される英語民間試験から実質的に降りたといえると思います。ちなみに英検が実施する2種類の試験内容は次の通りです。
・英検CBT:
PCを利用して試験を行う。ライティングはキーボードによるタイピング、スピーキングは吹き込み式
・英検1day S-CBT:
3技能は従来の英検を同じ、スピーキングは吹き込み式

先日のブログで「おすすめしない」とディスったばかりの吹き込み方式しか英検は受験できなくなりました。GTECも吹き込み方式ですが、どうしても面接方式という人は英検が主催しているTEAPを受験するしかないですね。当塾ではTEAPの演習をスタートしましたが、リスニングが英検準1級よりはるかに難度が高く、岡山に受験会場がないので兵庫か広島まで遠征しなければなりません。本当に受験生の皆さん受難ですね。

民間検定試験の方はますます混乱してきましたね。まさに受験は情報戦、特に経験者ゼロの2020年度入試は刻々と変わる情報をキャッチし生徒さんに的確なアドバイスをしていかねばならないと感じます。大手塾さんなど英検を軸に4技能対策テストされているところは振り回されて大変だと思います。スーパーイングリッシュではセンター英語に代わる共通テスト英語最優先でカリキュラムを組んでいますので全く影響ありません。安心してご利用下さい!